高齢移植者

診察で待っている時、年配の男性が隣に座った。
待っているのは私と2人だけ。
あまり気軽に知らない人と話す方ではないのだが、椅子しかない廊下で待っているのも退屈だったし、何よりもイタリア語でお喋りがしたかった^^
年配だったので、移植してどれくらい経ったのか興味があったのもある。
男性は72歳。移植して1年だそうだ。

これでまずびっくり!
70歳すぎて移植するというのは珍しい。
日本ではまず考えられないのではないだろうか?
イタリアでも70歳越えている透析者はかなりいるが、その中で移植リストに入っている人は少ないと思う。

透析期間が長かったのかと思ったら、腹膜透析を8ヶ月だけだそうだ。
透析を始めて8ヶ月で移植できたなんてこれも凄い。

提供者は54歳の女性だとか!?
何でそんなこと知っているんだろう?と思ったら(提供者の情報は一切教えてくれない。性別さえもだ)、パルマで起こった死亡交通事故があった夜、急に呼ばれたらしい。

献体移植を希望する際、2つの市を選ぶことができる。
私はパルマとボローニャを選んだ。ボローニャは近いという意味で。
パルマに提供者が出た場合、まずパルマの移植リストの中からマッチングテストをして選ばれる。
該当者がいなければ他の市に託される。
100%この女性だとは言い切れないとは思うが、確立は高いだろう。

それも通常2つの腎臓は、1つずつ2人に移植されるのだが、2つ移植したらしい。
2つ移植される場合はマッチする人がいなかったか、1つでは不十分と見なされたか。。
20歳近く若い女性の腎臓でそれも2つ同時移植。
移植手術は4,5時間で終わるのだが、11時間も掛かったらしい。
でも術後すぐに尿が出て、クレアチニンはすぐに1になったとか。
これも恵まれていたと思う。
私は”移植したらすぐにクレアチニンが正常になる”と思っていたが、なかなか下がらなかったもの。

移植後一切問題もなく、元気一杯のようだ。
凄く幸運な男性だと思った。
握手でもしておけばよかったかな?


☆いつも来てくれてありがとう☆
皆さんの1クリックが記事を書く励みになります
    ↓
にほんブログ村 病気ブログ 腎臓・尿・膀胱の病気へ  にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ
左のBlogランキングもよろしく

プロフィール

Yさん

Author:Yさん
イタリアへ留学して15年。月日の経つのは早いものです。
留学して6年目に腎不全になり、翌年から透析開始。
それから8年待って、ようやく献体腎臓移植をすることができました。
腎不全、透析、移植について、また音楽、イタリアについても書いていきたいと思います。

トスカニーニ歌曲集
CalendArchive
FC2カウンター
FC2カウンター
現在の閲覧者数:
FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

最新記事
最新コメント
カテゴリ
月別アーカイブ
リンク
ブログ村
検索フォーム