祝献体腎臓移植4周年!

6月25日の今日献体腎臓移植4周年を迎えました。
4年は長かったのか、短かったのか。。
不思議なことにどちらともとれますね。

透析時代を想ってみると、遥か彼方の過去へ行ってしまったような感覚なのですが、実生活ほとんど変化していないので、この4年間短かったような気もします。

記念日が近づくと、透析時代や移植入院した時などの日記を読み返したりします。
懐かしいですね。
食べ過ぎ、飲みすぎで体重増。その翌日はだるくて歌えない。。
自己責任ですね。

透析に体が慣れてからは、コンサート、コンクールと精力的にこなしてきました。
透析をしていて辛かったことはほとんどありませんが、1度だけ泣いてしまったことがあります。

透析を始めて数年目。
あるマスターコースに参加していて、椿姫のアリアを歌っていました。
そのレッスンではレッスンを聴講できるというもので、私は何人かの前で歌っていたのですね。
何かを伝えたくて、声楽教師が、
「言っていい?ねぇ、言っていい?」と私に言うんです。
何かわからなくて、キョトンとしていると、
「この子は透析をしていて、大変だろうに頑張って歌っているんだよ」と前置きして、私に、
「移植ができたら、どんな気持ちになる?」と聞かれました。
その気持ちを想像して歌ってみて、ということなんです。

私は特別扱いされるのが嫌で、私の親友と数少ない先生方にしか透析をしているのは言っていませんでした。
それを皆の前で言われてしまったショック。。。
それに”いったい何年待ったら移植できるんだろう”っていう気持ちが強くて、移植をするという実感すら湧かなかったんですね。想像なんてできません。嬉しいと思う前に、移植ができなくて悲しいという思いが強くて、、、泣いてしまったんです。

”いったい何年待ったら移植できるんだろう”

今思うと、自己中心的ですね。
移植するにはドナーがいる。
私は献体移植を待っていましたので、そこには誰かが亡くならないと成立しないのです。

どんな経緯で私のところへ巡ってきたのか、男性か女性か、年はいくつか、何をし何を感じていたのか、家族はいたんだろうか。。全く不明です。

でも確かなことは、そこには”無償の愛”があり、きっとご本人もご家族の方も立派な方だったに違いありません。
レナートはただの腎臓でも、無償の愛が籠もったものなんですね。
きっとご家族の方は”どこかで○○の腎臓がまだ生きて誰かのお役に立てている”と思われていることでしょう。
私もこの日に気持ちを新たにして○○さんの腎臓を大切にして、少しでも長く一緒に生きていくのが○○さんの供養になり、ご家族の期待に応えることになると思います。

また1年宜しくね、レナート。


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4周年おめでとうございます!

移植4年目本当におめでとうございます。

4年、私も腎臓癌の手術をうけ 今年の12月には4年目を迎えようとしています。Yさんが、おっしゃるとおり長いのか短いのか・・・
どちらとも感じますね。

Yさんの涙・・・
大勢の人の前で病気のことを言うなんて、ちょっと人の気持ちが
わからなさ過ぎの方ですね。苦い想い出ですね。

Yさんの場合は、色んな想いがこみ上げますね。
手術するためには、誰かの・・・・
感謝ですね。
無償の愛を受け取ったYさん。きっと、ドナーの家族の皆さんの思いも一緒に移植されたのだと思います。
家族の皆さんも 提供した腎臓が誰かの役に立っていることを
誇りに思ってらっしゃいますよ^^

これからも、レナートと共に元気に過ごしてくださいね。

Yさんの思いが伝わる素敵な4周年の日記でした。

SORAさんへ

SORAさん、ありがとうございます。
体が元気になると何かと無理をしがちになってしまいますが、節目節目でこうやって気持ちを新たにできるっていいですね。
思うようにいかないことがあっても、こうやって不自由なく毎日を暮らせている。
小さなことに感謝できる人になりたいです。

No title

僕もあと15日ほどで、移植4周年です。
今、ドナーである母はトルコへ旅行へ行っています。
帰ってきたら、2人で飲みにでも行こうと思っています。

ひろしさんへ

ブログも時々拝見させていただいていますよ^^
ひろしさんとは移植も同じくらいで、何かと気になる存在です(笑)
ブログも時々拝見させていただいていますよ^^。

お母様、トルコ旅行ですか~
お元気でなによりですね。
プロフィール

Yさん

Author:Yさん
イタリアへ留学して15年。月日の経つのは早いものです。
留学して6年目に腎不全になり、翌年から透析開始。
それから8年待って、ようやく献体腎臓移植をすることができました。
腎不全、透析、移植について、また音楽、イタリアについても書いていきたいと思います。

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